「広がれボランティアの輪」連絡会議設立にあたり、当協会は参加するか否かについてかなりの論議の結果、参加することを決めました。1994年度は、「第11回サマーボランティア計画」約100プログラムに805人の若者が参加したこと、パソコンによるボランティア情報検索システムが始動したこと、阪神・淡路大震災に対して「被災地の人々を応援する市民の会」を協働で結成しさまざまな応援プログラムを展開したことなどが、当協会の代表的なボランティア活動推進事業にあげられます。ひとりひとりの“参加の力”を結集して、束となった力で大きなうねりを生み出した時期だったと実感します。
創立50周年を迎えた2015年に発表した「ポスト50年行動宣言」で、「多様な主体による連携と市民参加の促進によって、社会問題解決のためのソーシャルイノベーションを起こします。これらを仕掛け、社会にうねりをつくり出すコーディネーション機関のモデルとなります」と宣言しました。今後は、「広がれボランティアの輪」連絡会議構成団体との連携で、ソーシャルイノベーションのうねりを生み出してたいと考えています。
【写真】大阪ボランティア協会恒例「事業計画会議」の1枚(2020年3月20日)